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2023.04.15

不動産売却にも資金計画が必要な理由

建物の老朽化が著しく、
更地売りで売却せざるを得ない場合、

建物解体には慎重にならずにはいられなくなる事があります。

理由は「アスベスト」です。

環境省のホームページには以下のように記載されています。

「建築物又は工作物の解体等の作業を行うときは、あらかじめ石綿(アスベスト)の使用の有無を調査(事前調査)する必要があります。
石綿等の使用の有無を書面調査、目視調査を実施し、それでは明らかとならなかったときには、分析調査を行うか、石綿を含有するものとして取り扱うことになります。
また、令和5101日からは、建築物(建築設備を含む)の解体・改修工事を行う際は、有資格者(建築物石綿含有建材調査者等)による事前調査の実施が義務付けられます。」


これだけでは、建物を解体するのに
一番重要なことが良くわからないですよね。

一番重要なこと…………それは⁉
費用です。

建物解体をするのに、アスベスト含有調査が必要になります。
相場では、1検体50,000円~がおおいようです。
ちなみに、今年の10月頃からさらに厳しくなるようです。
※専門業者ではないので詳しくはわかりませんが、そもそも検体とは、アスベスト含有物にも種類があります。
詳しくは「アスベスト」とググるとわかりやすいと思います。


アスベストが検出されたとすると
例えば300万円で建物解体できたものが、
追加で数十万~数百万単位で上がることがあります。

「土地の価格より高くなるから、やっぱり売るのをやめる」
といった場合もあるそうです。
空き家が増えているのは、このような原因もあるのでしょう。

よくあるお客様からの質問で
「これって、アスベストは入っておりますか?」と質問されます。
しかし、専門業者じゃないと不動産業者ではお答えできないのが現状です。

補助金とかで、建物解体ができれば良いのですが、
いわき市では民間建築物に対する石綿(アスベスト)調査や除去工事等への補助制度はあ
ませんので、ご了承ください。とホームページで明確に記載されています。

これから、建物を解体して更地にしてから売却するにも、
資金計画が大事になって参りますね。