2022.12.11
ご注意ください!売主の売却活動を守る基礎知識パート③
お世話になります。
千信不動産の赤間です。
さて、本日も売主の売却活動を守る基礎知識として
④不動産の査定価格が異なる理由
⑤複数会社に依頼する一括査定の落とし穴
について書いていきます。
④不動産の査定価格が異なる理由
不動産の価格は家電や車とは違います。当然定価というものがあるわけでもありません。
査定価格を導き出す算出方法がより細かい為たとえ同じ町内でも建物の状況、土地の形状や面積、
方位や周囲のかんきょうによって大きく価格が変わることがあります。
また、不動産の価格は取引時期によっても相場が大きく異なる為同じ土地や建物であっても査定額が
常におなじになるとは限りません。
⑤複数会社に依頼する一括査定の落とし穴
最近では、複数の不動産会社に一括で依頼するwebサイトを利用される方も多くなってきています。
このようなサイトを一括査定サイトと呼んでいます。
不動産に限らず引っ越しや保険など多くの業種で活用されている方法でもあります。
どのような仕組みになっているのかというと、不動産会社は売主の1件当たりの依頼に対して
一括査定サイトを運用する会社に1~2万の反響広告費用を支払っています。
売主側にとっては、一度に多くの不動産会社に一斉問合せができるというメリットもありますが
気を付けなければいけない点もあります。
不動産会社は広告費がすでに発生しているので、販売依頼欲しさに電話やメール、訪問など
様々な手法を用いてアプローチしてきますが、中にはしつこく勧誘してくる会社もあると聞きます。
売却依頼の契約欲しさに査定価格を根拠もなく高く提示してくる業者もいる可能性があるということ
に注意する必要があります。信頼ができる会社に絞って相談をしましょう。
いいね!