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2023.02.20

なぜ雛あられを食べるの?

そろそろ「ひな祭り」の時期です。
娘さんを持つ家庭では、
ひな人形を飾られているのかな?

さて、「ひな祭り」には
なぜ雛あられを食べるのかご存じですか?

雛あられが食べられるようになったのは、
江戸時代に流行した「雛の国見せ」が関係しているようです。

「雛の国見せ」とは部屋に飾られている雛人形を連れ出して
野山を見せてあげるという風習です。
その時に持ち出しやすいお菓子として、
ひな祭りの伝統食である「菱餅」を砕いて携帯したことが、
雛あられの始まりと言われています。

ひな祭りの伝統食である「菱餅」の菱形は
心臓や心を表していると言われており、
色は雛あられと同じように自然の力をイメージしています。

雛あられには、「赤・緑・白」の3色のものと、
「赤・緑・白・黄」の4色のものとあります。
それぞれの色には意味があり、
願いが込められていると言われています。

赤は血や命など、生命のエネルギーを意味しています。
緑は木々の芽吹き、自然や生命力やエネルギーをイメージしており、
白は雪の台地のパワフルなエネルギーを表しているそうです。
また、4色の雛あられはそれぞれ「春・夏・秋・冬」を
表しています。

ひな祭りに何気なく食べられている「雛あられ」には
そういった意味が込められているのですね。