お世話になります。
千信不動産の赤間です。
ご売却の相談をいただき査定価格を出すのですが、
査定価格を出すのに最も注意しているのが、
【近隣の売却成功価格】と、
【現在売りに出されている価格】
の両方です。
この事例は多ければ多いほどよく、
それらを計算していくと、
売れそうな価格というものが見えてきます。
それで、査定価格を導き出した後に、
近隣の物件を観測しその価格を見直します。
ここからはお客様とお話ししているからこそ
わかる領域になってくるのですが、
「実際にこの価格で反響があるのか?」っていう、
感覚的な判断になってきます。
一般的に不動産は流通性と呼んだりしますが、
需要のあるエリアか?需要のある価格帯はどのへんか?
という部分になってきます。
普通に査定したらこの価格になるんだけど、
実際にはどうなんだろう・・・?
って思うのは、地域を知っていないと確信が持てないんですね。
特に現在の不動産市場は同じ地域でも価格帯が違うので、
より難しい判断になっています。
コレ逆に言うと、購入する立場だったら
面白い物件と出会えるチャンスだったりもします。
こういった物件をアドバイスするのが
私ら不動産仲介としての役割でもあるので
●売主様に対しては、可能な範囲で良い条件で売却する。
●買主様に対しては、相場幅の範囲で価値のある購入をして頂く。
このように売主様、買主様が
納得していただく点を導き出していくのが
弊社のお仕事であり、
不動産仲介の面白いところでもあります。
お互いハッピーと思うことが大事じゃないかなと思います。